2014年3月15日土曜日

SEPECAT「ジャガー T.2/T.4」その1


皆様、いかがお過ごしでしょうか。

 しばらく更新を怠ってしまい、当blogを訪問してくださった方たちにはご迷惑をおかけしました。

 さて、本日はキティホークから新発売の1/48 SPECAT ジャガー T.1/T.4をご紹介します。
 
 このトライカラーのイカした練習機は、ジャガーの英空軍練習機型です。実機は73年に配備が開始され、20数年の長きにわたって運用されましたが、2006年までには全機が退役しました。

 キティホークは、この機体がお気に入りのようで、フランス空軍型のジャガーA、イギリス空軍型のGR1/GR3に続く3番目のアイテムとなります。

 キットはクリアパーツを含め6枚のランナーとエッチング1枚から構成されています。基本的に既発売の単座型のキットの機首・コクピット部分を複座型に差し替えたものです。武装関連のランナーも同じものが付属しています。

2機分です。赤白青ってフランスと一緒って今気づいた
デカールは、テストパイロットスクール のトライカラーのほか、ダークシーグレー/ダークグリーン迷彩の2種類が付属しています。

 今回はテスト組みを行いながら、日本語版の説明書を作成してみました。オリジナルの説明におけるパーツ番号の誤り訂正のほか、組み立てのポイントなどを追記しています。

 弊社取り扱いの本商品には同梱されています。

日本語説明書の見本です。
皆様の趣味の時間がより楽しくなるための手助けとなれば、担当者としては最高の幸せです。是非お手にとってみてください。


  さて、キットの方ですが、単座型の発売当初のロットに比べると、わずかにバリが出ていますが相変わらず繊細なモールドは健在です。

 組み立てについては、他のキティホークのキットと同様、仮り組みとすりあわせをていねいにやれば問題はないようです。胴体パーツの成型が薄いためでしょうか、私の手元に届いた個体は若干の歪みがあったことから、ランナーを切り出したものを裏からあてて修正しました。

 歪みが無くとも胴体パーツの厚みが薄いことから後の作業を考慮して補強はしておいた方が良いと思います。
建て付けがー(^_^;
コクピット部分はいつもの様にエッチングがおごられており豪華です。コクピットと機首パーツとの合いがタイトなので、コクピット後席後方のバルクヘッドの縁と機首パーツの接着面付近をルーターで削って調整しました。


いつものようにエッチング付属です(^^)

 決してテールヘビーなキットではなく、説明書におもりのを入れる指示もありませんが、一応、釣り用の噛みつぶしを数個入れました。ジェット機ではこれやらないと落ち着かない気もしますな。「ちゃんと立て〜」のおまじないのような。
おもり少々

縛られてます。
次回に続きます。

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